2018年02月20日

アサヒカメラ3月号 [朝日新聞出版]

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 本日発売3月号の特集は、日本屈指の桜の宝庫である福島県中通り地方の桜が70ページにわたり誌面を飾っています。その中で僕の作品は、口絵グラビア10ページ、他5ページ掲載です。
 今号の僕のテーマは「墓守り桜」。
昨今、風景(自然)写真界に於ける作風のマンネリ化(誰が撮っても皆同じような写真)が囁かれており、自身の作品に於いても「脱マンネリ化」するために悩んでもいた。
 「墓」を画面に配すると、否定されたり、暗いとか時に笑われたこともあった。しかし、奇をてらうために「墓写真」を写したのではない。

 田舎に行くと桜の下に古い墓が鎮座している光景をよく見かける。昔人は眠る先祖があの世でも花見が出来るように植えたのか、元々あった桜の下に供養の場所としたのかは定かではないが……
桜は大きく遠くからでも目立つ存在、桜が咲くと根元に眠る先祖を思い、また桜が咲くと田植えの合図としての役目も果たしていたのだろう。墓は見事なまでに風景に溶け込んでいるのだ。
 昨春の墓守り桜を訪ねる撮影旅では、ねんごろに手を合わせ、敬い、会話をしてから撮らせて頂いた。そこには暗さなど微塵も無く、心地よい春の風に包まれながらの撮影行であった。
 
 ※画像をクリックする毎に拡大されます。
posted by g-photo at 06:58| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする